安心して旅立ちを見送ろう…  ペットの郷  龍ヶ崎

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年中無休

最近増えているペット霊園。今回は全国ペット葬祭業協会に加盟している「ペットの郷  龍ヶ崎」代表、友野香奈子さんにお話を伺いました

家族の一員としてペットを飼う方が増えている

ペット霊園が増えてきたのもここ10年くらい。ペットブームで動物を飼う方が増えてきたこと、そしてそれ以上にペットの飼い方が変わってきたからだと友野さんは言う。「昔と違って、犬は番犬、猫は放し飼いという考え方から、ペットを家族の一員として愛情を注ぐようになってきましたからね。そう思う方たちが最期まできちんと供養してあげたいと考えるのは当然の流れだと思います。」そんな友野さんも、大の動物好き。愛犬のミニチュアダックスを「部長」と呼んで、一緒に仕事をしている。「ここの広報部長なんです。(笑)」と棚に飾ってある商品の携帯ストラップや写真立てを見せてくれた。その中には全部「部長」の写真が。なるほど!!それで広報部長ですか!納得。

まだまだ遅れている法律。業界の地位をあげていきたい。

ペットに関する法律は年々改正されているように思うのだけど、どうでしょう?「ずいぶん良くなってきたとは思うけど、まだ生きている動物に対してだけです。亡くなってからどうするのか、その辺はまだあいまい。でも、きっとこれからはもっと変わっていくと思います。」 ペット霊園という業界がきちんと認知され始めたのもここ数年。ペット火葬に関する法律はもとより業界内の整備も重要だという。「ペットとは言えやっぱり火葬場ですからね。住民とのトラブルを抱えているという話も聞きます。そういうことをなくしていくために全国ペット葬祭業協会が発足したんです。会員数も今は50社以上に増えています。」聞くところによると、この協会に入るには厳しい条件をクリアしなければいけないそう。こういう地道な努力が、業界の質を向上させていくのだろう。 友野さん自身、簡単にオープンしたわけではない。「県に届けを出してペット霊園を始めたのは、茨城県ではうちが初めてだと思いますよ。最初、前例がないと言われて、許可がおりなくて何度も通いましたから。」今では県内に何社かあるらしい。

ペットロスの方々の心のケアのためにも

「私自身、動物が大好きだから、供養に来られる方の気持ちが本当によくわかります。愛情を注いできた分、悲しみも深いんです。それはどうしようもないんですよね。」いつか来る別れの時…私たちはどうやってペットと向き合っていけばいいのだろうか。「生きても15年、20年ですよね。人よりも短い一生の間、その生きている間にできる限りの愛情を注いであげて下さい。でも、どんなに愛情を注いでも亡くなった時はきっと一度は後悔すると思います。あれもしてあげればよかった、あの時こうしてあげればって…。飼い主さんってそういうもんなんです。だからこそ、最後の最期までちゃんと見届けてあげて欲しいですね。ちゃんと供養してあげることが、飼い主さんとしての最後の役目だと思うので。」 ちゃんと最期を見届けて供養して、生前の可愛かった時の話をたくさんして…そして帰るころには気持ちが落ち着いている方が多いのだと言う。たくさんの悲しみを見てきた友野さんだからこそできるアドバイスが心に響く。

ペットを思いやれるペット霊園へ

これから、きっと増えていくであろうペット霊園。私たちは可愛いペットのためにも安心して見送れる場所を選らばなければいけない。「運営している私たち自身が、ペットに対する思いやりを持っていないとできないですよね。見送るまでの一連の流れは人間の場合となんら変わりはありません。ペットだからこの程度でいいや…なんてランクを下げる、という考えもありませんし。ペットが好きだし、飼い主さんの気持ちが分かるからできるんだと思います。」しんみりしてしまう話も、友野さんの笑顔でなごんでしまう。重くなり過ぎないように、気遣ってくれるところも友野さんのお人柄が表れている。

今回は、インタビューしていてこっちが泣けてくるくらいリアルな話だった。きっと友野さんは、みんなの悲しみを共有してくれて、そして少し軽くしてくれる存在なのだ。こういう方になら安心して最期を任せられると思う。ペットを飼っているみんなのためにも、業界内の整備や地位向上に向けて頑張って欲しい。私自身、飼っているペットに愛情を注いでいこうと強く誓った。友野さん本当にありがとうございました!!